ハカナイツキ

湖面に浮かぶ白い月
その月を見てると
君が最後に見せた笑顔を思い出して
涙がでた

病室のベットの上で
「ずっといっしょだよ」
って微笑んだ君の笑顔が
「また会おうね。また会うときはずっと一緒だよ。」
って笑顔で眼を閉じた君が
あまりに白く 白いが故に

あまりにもろかった

それはまるで
手ですくってもこぼれてしまう
波一つですぐに形を崩してしまう
湖面の月 そのものだった


だから僕はその月に願う
いつか訪れるはずの
君との永遠を
誰にも邪魔されることのない
君とのエデンを
この悲しみが
いつか喜びに変わることを

たとえこの願いのせいで この身体を失ったとしても・・・

コメント:とある曲を聴いているときにふと思い浮かびました。
      でもその曲の内容とかイメージまったく無視(笑)
      Jの表現力って乏しいですよね・・・(泣)